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つむじ風食堂の夜 *吉田 篤弘* [☆☆☆☆]


つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)

つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)




あぁ、この世界観好きだなぁとしみじみ感じる本。
素朴で大きな山や谷があるわけでもない話なんだけど
物語全体に誠実さがある。

出てくる人がどこか抜けていて、優しくて、温か。
強烈な印象を残す話というより、ふと思い出してまた読みたくなる。

知らなかったけど映画化されているんだね。
でもこれはひっそりと自分の心の中で読むか、小さな舞台での演劇で見たいなぁ。

内容;
懐かしい町「月舟町」の十字路の角にある、ちょっと風変わりなつむじ風食堂。無口な店主、月舟アパートメントに住んでいる「雨降り先生」、古本屋の「デニーロの親方」、イルクーツクに行きたい果物屋主人、不思議な帽子屋・桜田さん、背の高い舞台女優・奈々津さん。食堂に集う人々が織りなす、懐かしくも清々しい物語。クラフト・エヴィング商會の物語作家による長編小説

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